塗膜の状態を確認
色あせ、クリヤー剥がれ、傷、へこみ、過去の補修跡などを確認し、どの層まで処理するかを見極めます。
FULL SURFACE PREPARATION / AP GARAGE
全塗装を長くきれいに保つためには、上塗りの前に「今ある塗膜を見極め、安定した下地を作ること」が欠かせません。
ただし、保管状態などにより塗膜の状態が非常に良い場合は、現車確認のうえ不要と判断することがあります。
クリヤー剥がれや小さなへこみ等を含む設定です。大きなへこみ、広範囲の補修跡、著しく厚い塗膜などは追加作業が必要になる場合があります。料金は改定される場合があり、最新の料金表の掲載額を優先します。
劣化した塗膜の上へそのまま塗装すると、完成直後はきれいに見えても、時間の経過とともに下地の不具合が表面へ出ることがあります。長く乗るための全塗装だからこそ、見えなくなる部分を先に整えます。
下地の状態に影響され、塗装後の光沢が落ちることがあります。
弱った塗膜が新しい塗膜に耐えられず、膨れや剥がれにつながります。
消したはずの傷や旧補修の境目が、時間が経ってから現れることがあります。
純正の電着塗装(カチオン塗装)は防錆性能に優れているため、問題のない層まで無理に剥がすことはしません。鉄板をむき出しにすること自体にもリスクがあるため、残せる純正塗膜は生かし、研磨してサフェーサーを施工するケースが多くなります。
一方で、過去の補修により塗膜が厚すぎる場合や、電着塗装まで傷んでいる場合は、剥離剤などを使って鉄板まで戻すこともあります。決まった削り方を一律に行うのではなく、実際の塗膜の反応を確認しながら判断します。
車種、年式、塗膜の状態、過去の補修歴により必要な作業は変わります。まずは分かる範囲でお知らせください。